教室の由来
ハワイ語にはその土地に降る雨にそれぞれ名前があるそうです。
ワイメアに降る雨はカウヒヴァイ(ka uhi wai)ヴェールのような水。ヒロに降る雨はカウアノエ(ka ua noe)霧の雨。
私たちの教室名『Hula Halau O Ka Noe Ua Kea』はクムフラ ジョニー・ラム・ホーによって名づけられました。意味は「白い霧雨」。札幌に降る、やわらかく穏やかな、やさしい雪をイメージしています。
Alakai
西尾 順子
初めてフラに出会ったのは7歳でした。私は、瀬戸内海の島育ち。
父の趣味は無人島で砂浜を掘り、豚の蒸し焼き宴会(ルアウ)をすることでした。ハワイアンが大好きだった父の影響DNAをしっかりと受け継いでいるのですね。
結婚後2児の母となり、家事と育児に追われる毎日の中、再びハワイアンに出会いました。 暗い土の中に埋もれていた自分が、フラを踊ることで、いきいきと輝き始めたのです。
亡くなった父から教わったハワイアンのぬける様な明るさと文化に裏づけされた精神社会を学ぶ為、幼稚園の娘を連れて親子フラ留学。
主人と息子は日本に残るという生活の中で、あらためて家族のつながり、大切さを考える機会となりました。師匠、クムフラ ジョニー・ラムホー、アンティー・ディーディー・オダとの出会いにより、魂を揺さぶられる「生きているフラ」を体感。
2004年、札幌にてクムフラ ジョニー・ラムホー アラカイとして「フラ・ハーラウ・オ・カ・ノエ・ウア ケア」を開設しました。
信条は「勉れば、必ず達す」さあ!楽しい毎日を自分で作り出し、笑顔でいきましょう!
Kumu Hula Johnny Lum Ho
ジョニー・ラム・ホー
私の師匠 ジョニー・ラム・ホー先生はハワイ島ヒロの名門ハラウ ( 教室 ) 「Halau O Ka Ua Kani Lehua」 を主宰し、50年以上のキャリアを持つフラ界の重鎮でありながら、常に進化を続ける素晴らしいアー ティスト。才能溢れるその独創的なフラスタイルは観るものを魅了し、観客を熱狂の渦に巻き込みます。
ハワイに限らず彼の熱狂的なファンは日本にも数多く、フラ専門誌「HULA Le`a」の人気投票では2位の座を獲得。最も権威あるフラの競技会メリーモナークフラフェスティバルでは名誉あるミスアロハフラを6名も輩出し、優勝回数も過去最多という実績 を残しています。
フラの競技会の審査員を務め、フラ文化の継承に尽力のかたわら、音楽アーティストとしてもCDをリリース。ファルセットの美しい声を持つ彼のもとへ沢山のミュージシャンが集まり、学び、美しいハワイアンミュージックを次々と生み出しています。